ConfigurationDesk: Configuration and implementation software for dSPACE real-time hardware (MicroAutoBox III, SCALEXIO).
SCALEXIOの場合と同様、ConfigurationDeskやBus Managerの確立された実装ソフトウェアはMicroAutoBox IIIでも使用できます。これにより、MicroAutoBox IIIおよびSCALEXIO間でSimulink®モデルを容易に転送し、ConfigurationDeskやBus Managerの既存のI/O設定をさまざまなSimulink®モデルに利用できるようになります。さらに、ConfigurationDeskはFMU/FMI規格を通じて幅広い開発ツールをサポートしているため、多様なモデルを柔軟に実装できます。
MicroAutoBox IIから新システムへの切り替えを可能な限り容易かつ効率的に行えるようにするため、既存のケーブルハーネスを再利用し、RTIベースのモデルをConfigurationDeskベースのモデルに変換するスクリプトを使用することができます。
試験ソフトウェアControlDeskやECU Interface Managerなど、他の複数のソフトウェアツールをMicroAutoBox IIIと組み合わせて使用すれば、強力なツールチェーンが形成されます。ControlDeskは、dSPACEリアルタイムハードウェアを使用して試験を行うためのソフトウェアツールです。このソフトウェアは、リアルタイムアプリケーションのダウンロード、パラメータの適合、リアルタイムアプリケーション実行時の信号計測に使用することができます。ECU Interface Base Packageの一部であるECU Interface Managerを使用すると、ECUインターフェース用にECUアプリケーションを作成および設定できます。そのため、バイパスシナリオでは、すぐに利用できる量産ECUとMicroAutoBox IIIを組み合わせて使用することができます。
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