ConfigurationDesk 2023‑Bが、新製品MicroLabBox IIをサポートするようになりました。すぐに使用できるラボ環境用ラピッドコントロールプロトタイピングおよびHIL(Hardware-in-the-Loop)テストシステムであるMicroLabBox IIで、
FMI 3.0およびFMI 2.0.4規格に準拠したターミナルの記述を提供するFMUを使用できるようになりました。今後は、構造化データ入力ポートや構造化データ出力ポートによって互換信号の接続を容易に行えます。これらの構造化されたデータポートは、他のFMU、SICファイル、Simulink®モデル、BSCファイル、またはファンクションブロックの構造化されたポートにマッピングすることができます。
また、ConfigurationDeskでは、FMI 3.0規格に準拠したバイナリ入出力変数を提供するFMUの使用も可能です。ConfigurationDeskは、FMUの各バイナリ入出力変数用に可変サイズのポートを作成します。リアルタイムアプリケーションでは、複雑なセンサデータインターフェースなど、数値以外のデータを処理するFMUを相互接続することができます。可変サイズのモデルポートは、他の可変サイズのモデルポートや、可変サイズの信号をサポートするようになったUDP Transmit、UDP Receive、およびTCPファンクションブロックのData Vectorファンクションポートにマッピングすることができます。
完全に設計が変更されたOptionsダイアログでは、各種オプションをすばやく見つけることができるよう、カテゴリベースのナビゲーションとタイピング中の直接応答機能を持った検索バーが備えられました。さらに、Optionsダイアログには、新たにSearch Path Editorが追加されたため、ConfigurationDesk(カスタムファンクション、FPGAコンテナ)で使用される成果物の検索パスをグラフィカルに設定することが可能です。
最新の技術開発動向をつかんで、イノベーションを加速。
メールマガジンの購読希望・変更/配信停止手続き