モーションプラットフォームを使用したテストベンチ

センサが内蔵されたECUのテスト

dSPACEテストベンチには、他の方法ではアクセスできないセンサやアクチュエータをスティミュレートするためのモーションプラットフォームを搭載することができます。

主な利用効果

テストベンチには、電子制御ユニット(ECU)の内臓センサをスティミュレートするためのECU用モーションプラットフォームも含まれています。これらのシステムを使用すると、他の方法ではアクセスできない加速度センサおよびヨーレートセンサをスティミュレートすることが可能になります。

dSPACE SCALEXIOシステムでは、環境シミュレーションにより追加の物理的変数を提供することで、不足しているあらゆるコンポーネントをシミュレートすることができます。

一般に、横滑り防止装置(ESC)とも呼ばれる車両安定化プログラム(ESP)などで見られるセンサクラスタを内蔵したECUのテストには、3Dモーションプラットフォームを使用したテストベンチが使用されます。センサクラスタは3Dモーションプラットフォーム内に取り付けられており、3軸の周りを回転して車両の動きをシミュレートできるようになっています。

産業用ドライブインバータに使用可能なインターフェース

dSPACEでは、産業用ドライブインバータ向けの各種インターフェースを提供しており、お客様の要件に応じて使用することができます。

モーションプラットフォームでは、回転台に少なくとも2つのインバータを統合し、スリップリングを使用して回転軸にインターフェースを接続するため、業界で実績のある堅牢なバスインターフェースが必要となります。それに対応するには、SCALEXIOフィールドバスソリューションを用いてEtherCATプロトコルで産業用ドライブインバータを接続します。0.5 msという平均動的更新周期はこの用途に十分です。

パラメータ 仕様
ピッチおよびロール運動
  • ピッチ運動:±45°(車両の縦方向の加速度をシミュレートする場合)
  • ロール運動:±45°(車両の横方向の加速度をシミュレートする場合)
  • 回転速度:180 °/s
  • ダイナミクス:5 Hzで±1°
回転運動
  • 回転動作:無限(車両のヨーレートをシミュレートする場合)
  • 回転速度:180 °/s
  • ダイナミクス:2 Hzで±1°

その他の情報 サポート お問い合わせ

最新の技術開発動向をつかんで、イノベーションを加速。

メールマガジンの購読希望・変更/配信停止手続き

Enable form call

At this point, an input form from Click Dimensions is integrated. This enables us to process your newsletter subscription. The form is currently hidden due to your privacy settings for our website.

External input form

By activating the input form, you consent to personal data being transmitted to Click Dimensions within the EU, in the USA, Canada or Australia. More on this in our privacy policy.