DS1104 R&D Controller Boardは、PCをラピッドコントロールプロトタイピング用の開発システムにアップグレードします。事実上、すべてのPCの未使用PCIまたはPCIeスロットに装着できます。
このキットでは、PowerPCとその入出力インターフェース群を搭載した、リアルタイムハードウェアを採用しているので、駆動装置、ロボット工学、航空宇宙など、さまざまな領域の制御システムを開発するのに理想的です。このボードは数多くの大学のラボで使用されています。
DS1104 R&D Controller Boardは、PCに直接接続できるシングルボード上にI/Oインターフェースとリアルタイムプロセッサを搭載した費用対効果の高いエントリレベルのシステムです。これにより、ご使用のPCをラピッドコントロールプロトタイピング向けの開発ツールにアップグレードすることができます。さらには、小規模な制御アプリケーションの開発や教育目的に最適なシステムとして活用することも可能です。RTI(Real-Time Interface)には、グラフィカルな入出力設定に対応したSimulink®ブロックが付属しています。DS1104ボードには2種類のバリアント(PCIスロット用/PCIeスロット用)が用意されており、PCに装着することができます。
Real-Time Interface(RTI)により、制御モデルをDS1104 R&D Controller Boardで簡単に実行できます。Simulink® Coder™を使用すると、すべての入出力のグラフィカルな設定、Simulinkブロック線図へのブロックの挿入、およびモデルコードの生成を行うことができます。リアルタイムモデルは自動的にコンパイル、ダウンロードされ、起動されます。これにより、実装時間が最小限に抑えられます。
パラメータ | 仕様 | |
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プロセッサ |
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メモリ | グローバルメモリ |
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フラッシュメモリ |
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タイマー | 4種類の汎用タイマー |
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サンプリングレートディマー(デクリメンタ)×1 |
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タイムベースカウンタ×1 |
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割込みコントローラ |
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A/Dコンバータ | チャンネル |
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分解能 |
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入力電圧範囲 |
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変換時間 |
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オフセット誤差 |
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ゲイン誤差 |
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オフセットドリフト |
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ゲインドリフト |
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S/N比 |
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D/Aコンバータ | チャンネル |
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分解能 |
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出力範囲 |
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整定時間 |
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オフセット誤差 |
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ゲイン誤差 |
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オフセットドリフト |
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ゲインドリフト |
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S/N比 |
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Imax |
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デジタル入出力 | チャンネル |
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電圧範囲 |
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Iout, max |
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1) 速度とタイミングに関する仕様は、dSPACE製品のハードウェアコンポーネントと回路の性能を表しています。ソフトウェアの複雑さによっては、達成可能な全体的な性能値が、ハードウェア仕様と大幅に異なる場合もあります。
パラメータ | 仕様 | ||
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デジタルインクリメンタルエンコーダインターフェース | チャンネル |
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位置カウンタ |
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センサの電源電圧 |
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シリアルインターフェース | 設定 |
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ボーレート |
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スレーブDSP | 種類 |
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クロック周波数 |
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メモリ |
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入出力チャンネル 1) |
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入力電圧範囲 |
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出力電流 |
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ホストインターフェース(1台のPCIまたは1台のPCIe×1スロットが必要) | PCI | PCIe | |
特性 | サイズ |
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外気温 |
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冷却 |
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消費電力 |
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お問い合わせください。 | |
電源 |
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お問い合わせください。 |
1) 入出力チャンネルの正確な数はお客様の設定により異なります。製品のユーザマニュアルを参照してください。
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